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治療と手術

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岩田和雄記念 海仁緑内障センター


はじめに

我が国においては、緑内障の患者様が約460万人いらっしゃると推定されています。
決して珍しい眼疾患ではありません。

当院開設からの30年間の豊富な経験と実績を活かした緑内障治療を多くの患者様へ提供できるよう、2020年4月、浜松市中区助信町にあります海谷眼科に、緑内障専門外来「岩田和雄記念海仁緑内障センター」を設立いたしました。

緑内障の診断やご相談、治療方針の決定、長年の経験がある担当専門医による適切な施術や判断、充実した医療施設、地域医療機関との連携治療等々に力を入れていきます。

設立にあたり、担当医兼海谷眼科副院長として、山本哲也医師をお迎えしております。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

医療法人社団海仁 理事長 海谷忠良

山本哲也副院長よりご挨拶

2020年4月1日付で海谷眼科に新設された岩田和雄記念 海仁緑内障センターの担当医、海谷眼科副院長に就任いたしました山本哲也です。私は42年前に東京大学附属病院で眼科医として診療を始めました。直後から恩師の導きで緑内障の勉強を始め、この39年間はほぼ緑内障の患者様だけの診療を続けてまいりました。

当外来では私の今までの診療実績を基盤として、既にご通院中の患者様ならびに新たな患者様に対して臨床結果の根拠に基づいた緑内障診療を施していきたいと考えております。

私は2020年3月末日まで、日本緑内障学会理事長並びに岐阜大学眼科学教授として日本の緑内障診療と研究をどこでも通用するよう努めてまいりましたので、その経験を生かせるものと考えております。

どうぞよろしくお願いいたします。

故 岩田和雄先生の理念を継いで

写真左/故 岩田和雄 先生 
(2018年12月7日 ご逝去)
新潟大学名誉教授 / 海谷眼科名誉院長

海谷医師の恩師、故岩田和雄医師は「緑内障病態解明」を目標に生涯を通じて研究と診療に没頭、邁進されておりました。2010年には日本の勲章の一つである瑞宝中綬章を授与され、日本のみならず世界でも有数の緑内障研究者です。

海谷医師は数十年前より、海谷眼科名誉院長・新潟大学名誉教授であった故岩田和雄医師と緑内障手術の手術法を共同で考案したのち、独自に術式の改良を進め新しい緑内障手術の方法を開発、2010年1月東京国際フォーラムで開催された第33回日本眼科手術学会で発表した経験もございます。(タイトル:マイトマイシンC併用二重フラップ穿孔トラベクレクトミー)

今回海谷眼科に専門外来を設立をするにあたり、当院は、今後とも岩田医師の研究や臨床の理念を引き継いでいき、今まで以上にQOV(見え方の質)、QOL(生活の質)の向上を目指してまいります。

お問い合わせ

詳しくは海谷眼科Webサイト内
「岩田和雄記念海仁緑内障センター」をご覧ください。