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治療と手術

ホーム > 治療と手術 > 海仁グループの治療と手術 > 白内障手術 > 使用するレンズと手術費用

使用するレンズと手術費用



眼内レンズの種類

眼内レンズは、白内障手術で取り出した水晶体の代わりとなる人工のレンズです。

海仁グループ(海谷眼科・かけ川海谷眼科)の白内障手術では標準として単焦点眼内レンズを使用しておりますが、ご希望と適応があれば多焦点眼内レンズを選択することも可能です。

単焦点眼内レンズ

ピントが合う距離が1つ(ご希望の距離)
単焦点眼内レンズにはピントを合わせる調節力がありません。遠くに合わせると近くが見えなくなり、近くに合わせると遠くが見えなくなります。手術の前にピントを合わせるおおよその距離を決める必要があります。
  • 乱視矯正:可(医師決定)
  • 術後の眼鏡使用頻度:高い

遠くにピントを合わせた場合

多焦点(2焦点)眼内レンズ

※2024年3月末より順次販売終了予定
ピントが合う距離が2つ(遠方+近方)
焦点が2つなのでコントラスト※1がやや低下しますが、日常生活には支障はありません。
単焦点眼内レンズと比べるとグレア・ハロー※2が起きやすくなります。個人差はありますが、時間の経過とともに慣れてくるといわれています。
  • 乱視矯正: 2021年1月より、対象製品の販売終了の為、乱視矯正付はございません。
  • 術後の眼鏡使用頻度:低い

※1 コントラスト:微妙な色合いの差を見分けたり、細かいものを識別する力。
※2 グレア:強い光を見たときにまぶしく感じる。 ハロー:光の周辺に輪がかかって見える。

多焦点(3焦点)眼内レンズ

ピントが合う距離が3つ(遠方+中間+近方)
中間もピントが合う為、術後の眼鏡使用頻度が2焦点眼内レンズより軽減されます。
コントラスト※1はやや低下しますが、両眼挿入することでカバーできます。
  • 乱視矯正:可(医師決定)
  • 術後の眼鏡使用頻度:低い

※1 コントラスト:微妙な色合いの差を見分けたり、細かいものを識別する力。

当院取り扱い眼内レンズ

  • 多焦点眼内レンズは光の性質を利用して遠くや近く、中間に焦点を合わせることができ、術後の眼鏡の使用を減らすことが期待できるレンズです。
  • 多焦点眼内レンズを使用した白内障手術は、選定療養の対象です。( 追加費用を負担することで、保険適応と保険適応外の治療を併せて受けることができる制度)
  • 多焦点眼内レンズを使用した白内障術後は、夜間に明るいライトを見ると、周りに光の輪が見えたりする(ハロー)、光が滲んで見えたりする(グレア)などの症状を自覚することがあります。
  • 多焦点眼内レンズの機能を脳が順応し、視力が安定するまでに時間がかかる方や順応できない方が稀にいらっしゃいます。(多焦点レンズ不適応の場合のレンズ入れ替えは保険適応外となります)

多焦点眼内レンズが向かない方もいらっしゃいます

  • ✓網膜疾患がある方
  • ✓角膜不正乱視がある方
  • ✓緑内障などで中心近くに視野異常がある方
  • ✓極度に神経質な方 など

手術費用

単焦点眼内レンズ

公的医療保険適応となります。
費用(税込)
外来(片眼) 約18,000 円~53,000円
1日入院(片眼) 約22,000 円~64,000円
入院2泊3日(片眼) 約26,000 円~71,000円
※医療保険の割合(1~3割)で異なります。
  • 費用は概算目安です。使用薬剤及び手術手技の変更等で上記と異なる場合があります。
  • 単焦点トーリックレンズ(乱視矯正レンズ)でも費用は変わりません。
  • 両眼は、片眼の約2倍の費用です。
  • 入院手術には入院費、お食事代を含みます。個室料金は別途費用が発生します。
  • 外来手術の方は、処方薬剤料が薬局にて別途かかります。
  • 多焦点眼内レンズ

    多焦点眼内レンズ(厚生労働省の認可を受けたレンズ)を選択された場合は、選定療養の対象となります。
    選定療養とは、追加費用(多焦点眼内レンズに関わる部分の料金)を負担することで、保険適応の治療と保険適応外の治療を併せて受けることができる制度です。
    詳しくはこちらをご覧ください
    多焦点眼内レンズに関わる部分の料金(税込)
    メンテナンス中
    ※選択するレンズによって費用が異なります。
    • 別途、通常の白内障手術費用(保険診療)をお支払いいただきます。
    • 「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術(白内障手術)」は、厚生労働省の定める「先進医療」から2020年4月より削除されました。その為、民間医療保険の先進医療特約の対象外となりますのでご留意ください。手術給付金についてはご加入の保険会社にお問い合わせください。

    お支払い方法

    【手術費用】
    現金(一括払い)・クレジット(VISA,mastercard)
    支払日:外来手術の方は手術日、入院の方は退院日
    ※入院中等、現金のお預かりはできませんのでご了承ください。

    【多焦点眼内レンズを選択された方へ】
    『多焦点眼内レンズに関わる部分の料金』は事前のお支払いとなります。(振込、もしくはクレジット払い)

    多焦点眼内レンズをお考えの方へ

    事前にお電話で来院のご予約をお願いしております。
    ご来院いただく前に、検査や診察に関してお伝えしたいことや、患者様にご確認したいことがございます。
    一定期間コンタクトレンズをはずしていただかないと必要な検査が実施できないこともありますので、何卒、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

    ※多焦点眼内レンズの挿入を希望された場合でも、眼の状態の診断結果によって選択できない場合もあります。ご不明な点は、診療医師にお問い合わせください。